給食室より。親子料理とモンテッソーリ教育。親子料理レシピの紹介
親子料理とモンテッソーリ教育
モンテッソーリ教育の基本的な考え方は、
「子供には、自分を育てる力が備わっている」という
”自己教育力”が前提となっています。
それを発揮させるためには、
発達に見合った「人の環境と物の環境」を整えることが必要であり
大人がすべきことは、何かをやらせよう、与えなきゃと思うのではなく、
子供の発達がどのような形で進んでいくかを知り、観察し、環境を整えて
子どもの自発性をサポートするのがモンテッソーリ教育の目指すところです。
難しそうに聞こえますが、
モンテ教育は教育現場だけでなく
家庭の日常の中で
取り入れることができます。
それは「食」
食事の時間や、料理、お買い物など
「食」に触れることは
五感(視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚)を刺激し
好奇心や探求心、完成を磨くといった様々な要素が含まれています。
今回は、お子様が料理や食事の準備、後片付けに興味を持ち始めたら、
「やってみたい!やりたい!」気持ちを尊重し
おうちの人が体力と時間、そして心の余裕があるときに一緒にできる
遊びの一環として無理なく楽しむ親子料理のレシピをお届けします。
「ちぎって、ちぎって!簡単サラダ」
【材料】
★サラダ
ちぎりやすいお野菜:レタス・サラダ菜・ベビーリーフなど
トッピング:サラダチキン・カニカマ・さけるチーズ・のりなど
★人参ドレッシング
*人 参 1本
*玉ねぎ 1/2個
*りんご酢 40cc
*オリーブ油 40cc
*白 だ し 20cc(めんつゆでも可)
*砂 糖 5g
【お子様にお手伝いしてもらうこと】
1.野菜を洗う
サラダスピナーでぐるぐる回して水切り。おススメです!
2.野菜、トッピングを手でちぎる
「どんな大きさなら食べやすい?」子どもに任せると、
子どもは一生懸命考えてくれます。
3.ドレッシングを作る
人参と玉ねぎはおうちの人がすりおろします。
おススメは自分で計量させること。小さじ、大さじ、はかり。
ドレッシング容器に入れてシャカシャカするのがだいすき!
4.盛り付け
子供ならではの感性で飾られたサラダは世界で一つ!
完成した喜びや、大変だったところを共感し、一緒に食べておいしさを分かち合うと
とても素敵な親子時間になります。
おうちの方はサポートに徹して、お子様が達成感を得られるように楽しい親子クッキングにしましょう!